この記事で紹介するエクセル家計簿は、とてもシンプルで使いやすいものです。
作り方も簡単で誰でも手軽に作れます。
難しいエクセル知識は必要ありません。
初めて、エクセル家計簿を自作したい方におすすめです。
作り方手順
今回は作成するエクセル家計簿はシート1枚しか使いません。
このように、収入と支出を月毎に表にまとめ、グラフを作成しましょう。
エクセル家計簿の表作成
最初に表を作成します。
表作成①:必要項目の入力
1行目のB列からN列にかけて1から12月、合計を入力します。
A列の2行目に収入、3行目に支出、4行目に貯金を入力します。
6行目のA列からN列にかけて収入、1から12月、合計を入力します。
9行目のA列からN列にかけて支出、1から12月、合計を入力します。
次にA列に収入項目、支出項目を入力します。
A列の7行目から収入項目を入力します。
例えば…
給料、ボーナス、副業などです。
つづいて同列の支出項目を入力します。
例えば…
食費、住居費、被服費、光熱費、通信費、交際費、教養娯楽費などです。
※収入項目が増えて行数が足らないときは、行の挿入をして対応してください。
表作成②:関数の利用
表の必要項目が入力できたら、金額の計算のため関数を利用します。
使う関数はSUM関数です。
SUM関数は指定した範囲の値を合計してくれる関数です。
1月の収入と支出の合計計算に用います。
まずは収入合計です。
B2セルにSUM関数を入力し、同列にある収入項目の1月 金額セルを範囲選択します。
ここではB7からB9のセルの合計ですね。
次に支出合計です。
B3セルに SUM関数を入力し、同列にある支出項目の1月金額セルを範囲選択します。
ここではB11からB15のセルの合計ですね。
1月分が出来たらドラッグしてN列まで引っ張りコピーしましょう。これで作業時間が大幅に短縮できます。
表作成③:表示形式とデザイン
数値の表示形式が標準になっています。これを通貨に変更します。
通貨に変更することで¥表示され、マイナスの金額になると赤色に表示されます。
シート全体を選択し、表示形式を通貨に変更します。
つづいてデザインの変更です。
見やすいように変えていきます。
シート全体を選択し、太文字にします。
収入、支出、貯金を色分けして視覚的にハッキリさせます。
デザインを変更することで見やすくなりました。
エクセルにはテーマがあり、それぞれのテーマにはそれぞれの配色カラーがあります。選択されているテーマのカラーで配色を統一すると、見た目がグッと良くなりますよ。
エクセル家計簿のグラフ作成
次にグラフの作成です。
グラフの元のデータは収入と支出と貯金の12か月分の金額です。
このデータを元に1年間の金額の推移をグラフにします。
A1セルからM4セルまでの範囲を選択します。
選択したらグラフを挿入します。
グラフの種類は組み合わせを選んでください。
収入と支出のグラフは集合縦棒を、貯金のグラフはは折れ線を選んでください。
グラフのタイトルは必要ないので削除します。
グラフをドラッグして位置を表に合わせます。
このときにキーボードのALTキーを押しながらドラッグすることで補助が働き、セルの角にピッタリ合わせることが出来ます。
合わせる位置は表の月とグラフの月を揃えるようにすることで、見た目が良くなりますよ。
最後にグラフの色を各項目のテーマの配色に変更します。
変更したいグラフをダブルクリックして、データの書式設定画面を呼び出します。
そこで塗りつぶしの色を選択し変更します。
これで完成です!
よくある質問
- なぜ最も簡単なエクセル家計簿ですか?
シート一枚と関数を一つ使うだけだからです。
- 項目の追加や変更はどうしたら良いですか?
完成したあとに項目の追加をしたいときは、行の挿入をしてください。
各項目の間に行を挿入する場合はSUM関数の範囲内にあるので問題ありません。
ですが、項目の最後尾に追加する場合はSUM関数の範囲を拡大する必要があります。このことに注意して行の挿入をしてください。
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